業務用シュレッダー「最大細断枚数では、連続細断できない」ってほんと?
シュレッダーの仕様の一つである「最大細断枚数」についてご説明し、快適、長くシュレッダーを使う方法をご紹介します。
最大細断枚数で細断できるのは、連続10回まで
「最大細断枚数」とは、シュレッダーが一度にまとめて細断ができる「最大の枚数」のことです。
「最大細断枚数」が多い製品は、早く処理ができるため、特に業務用で人気です。
しかし、この「最大細断枚数」で細断し続けられるのは、10回程度ということはご存知でしょうか。
10回を超えて細断を続けると、オーバーヒートで機械が止まってしまったり、製品寿命を縮める原因になります。
連続して細断する場合は、定格細断枚数で処理
大量の用紙を処理するため、連続して細断する必要がある場合は、「最大細断枚数」ではなく、「定格細断枚数」を目安にして処理をしましょう。
「定格細断枚数」とは、シュレッダーを安全に使い続ける際の基準となる細断枚数です。
当然ですが、「定格細断枚数」は、「最大細断枚数」よりも少ない数字となります。
「定格細断枚数」で使い続けると、故障やトラブルも少なく、製品は長持ちします。
実際、当店で整備をした中古の業務用シュレッダーをご購入頂いたお客様は、正しい使い方をされたことで、中古で10年以上もお使い頂いています。
短時間で処理するなら、最大細断枚数が20枚上がおすすめ
「最大細断枚数」が多ければ、比例して「定格細断枚数」も多くなります。
短時間で紙を処理したいなら、「最大細断枚数」が多い、大型で大容量な業務用シュレッダーがおすすめです。
実際に使用をして、処理の速さに違いを感じようになるのが「最大細断枚数が20枚以上」の製品です。
また、従業員数が50名を超える場合は、「最大細断枚数が20枚以上」の製品でないと、使い勝手が非常に悪くなります。
共用することになる業務用シュレッダーは、「最大細断枚数」と「定格細断枚数」に注目して製品選びをするようにしましょう。