コピー機少女 フェアリーC


この間、コピー機で印刷したら、白い線が入っちゃったんです…!大切な資料なのに困ったなぁ…。
皆さんもそんな経験ありませんか?
白い線ぐらいと思っちゃいますが、放っておくともっと酷いことになるんですよ!
今日は、シャープもリコーも、キヤノンもゼロックスも、どんなコピー機でも必ず起きる白い線のトラブル。その原因と対処法について教えちゃいます!

登場人物紹介

シャーリー

シャープの中古コピー機から生まれた妖精。
とにかく明るく、元気な頑張り屋さん。
でも空回りがちょっと多いドジっ娘な一面も。

コニン・ミノン

コニカミノルタの中古コピー機から生まれた双子の妖精。 口下手。たまにしゃべるとちょっと辛口。黒がコニンで、白がミノン。立ち位置はいつも固定。

カガン

シャープのコピー機を専属で整備するエンジニア。
シャープのコピー機を丸裸にできちゃうほど、卓越した知識を持つ。会社からの信頼は厚い。

コピー機で印刷したら白い線が入る。その原因は

きゃーー!


白い線が入った印刷物とシャーリー

…(じっ)

…(じっ)

また線入ってる…

壊した…

ちっちがうよ!壊してないよ!
カーくん助けてー!

シャーリーさんは相変わらず賑やかですね~
なるほど、白い線が入っていますね。

コピー機のガラス台がちょっと汚れてたから、拭いてみたりもしたんだけど…。何度やってもこの黒いところに白い線が入っちゃうの…

(ひそひそ)ガラス台の上で新しいヘッドドレス作ったのがまずかったかな…

(ひそひそ)え…ちゃんと掃除しなかったの…?

なに、こそこそ話してるの~~?

べつに…

この症状は、ガラス台を拭いても直りませんよ。
原因は、LSUの汚れ、あと、現像ユニットの不良も考えられますね。

…LSU?現像ユニット??

白い線が入る原因は、コピー機内部のパーツの劣化や不良が原因

コピー機に印字トラブルはつきものです。今回の「印刷物に白い線が入る」トラブルはその代表例と言えます。
原因は、用紙に印字を行う過程で使用する各種パーツの汚れや摩耗・劣化が原因と考えられます。
一概にパーツと言っても複数あるため、実際はコピー機の内部を点検しないと、どのパーツに原因があるか分かりません。
しかし、その多くは、以下3点が原因と考えられます。


白い線が入る原因3つ
1.ドラムユニットの不良

ドラムユニットは、通称ドラムとも言われ、「コピー機の心臓部」と言われる非常に重要な消耗品の一つです。
感光体ユニット、現像ユニットなど、様々な呼ばれ方をします。
ドラムユニットは、トナーを運び、用紙に付着させる役目を担います。
そのドラムユニットが劣化し不良を起こすと、印刷物に白い線が入ることがあります。

 

2.メインチャージャーの汚れや劣化

上記で説明したドラムユニットにトナーを電気でくっつける役目を担うパーツです。
このパーツが汚れたり、経年劣化で損耗すると、白い線が入ることがあります。

 

3.LSUの汚れ

LSU(レーザー照射口)とは、ガラス台で写し取った原稿をレーザーでドラムユニットへ照射しする装置です。
コピー機を使用する際に、内部トナーが飛散したり、埃が混入したりすることで、該当部品が汚れることがあります。

白い線が入った時の対処方法

ガトリング型トナー充填機を取り出すコニンとミノン

コピー機って色々なことができるから、色んな部品が使われてるんだ!複雑なんだねー!

シャーリーは単純だよね…

ふふ…

もーー!シャーリーだって色々考えてるよ!

頑張り屋のシャーリーさんに、いつも助けられてますよ!

カーくん…/////

では、ちょっとコピー機を見てみましょう。
なるほど…今回は「ドラムユニット」が原因のようですね。
交換してみましょう。

コニンとミノンがやる…!(愛用のガトリング型トナー充填機を取り出す)

わぁぁーー!そんなので交換できないですからー!

ふーん…

ふぅ…ビックリしました。
ドラムユニットの交換は、コピー機の知識を持ったエンジニアが行わないと、機械を痛めてしまいますよ。今回のように白い線が出た場合は、私たちのように修理もできる販売店へ連絡して欲しいですね。

そうなんだ。でも、印刷するものによってはこの白い線が気にならないかも~。
カーくん、これって症状出たら、すぐに連絡しないとダメなの?

すぐに連絡をいただきたいですね!
というのは、そのままにしておくとますます症状が酷くなるからです。
今回の場合、そのままにしておくと、さらに白い線(白抜け)が増えたり、見るに堪えない印刷物になってしまいます。

白い線の解消は、修理ができる販売店か専門会社まで

白い線の原因は「1.ドラムユニットの不良」「2.メインチャージャーの汚れや劣化」「3.LSUの汚れ」とお伝えしました。
いずれの場合もコピー機を点検し、パーツに付着した汚れが原因であれば、クリーニングだけで症状が解消します。
しかし、LSU、ドラムユニット、メインチャージャーに傷や劣化が見られた場合は、該当部品の交換が必要になります。さて、依頼するのはいいものの、気になるのは依頼した時の修理費用だと思います。白い線の修理費用の相場は、10,000円~とお考えください。
修理費用の相場1万円
前者のクリーニングで済む場合は、修理費用は、エンジニアの技術料のみとなりますので、安く抑えられます。
後者のパーツ交換を要する場合は、エンジニアの技術料以外にパーツ費用が掛かるため、比較的修理費用が高額になります。
ここで、ひとつ業界豆知識。
シャープのコピー機は、他のメーカーコピー機に比べて、パーツの費用が安く抑えられる傾向があります。
保守に入らずに中古コピー機を使う際は、修理費用の安さは購入の大きなポイントになると言えるでしょう。

よく考えれば分かることだけど、そのままにしてるともっと症状が悪化しちゃうんだね~。

シャーリー、あんまり考えないから…

ファ○マの新作スイーツのことなら、よく考えてるけどね…

もーーー!

早いタイミングで連絡をもらえれば、クリーニングだけで症状が解消できる場合もあるので、修理費用を抑えることができます。
逆にいつまでも連絡せずに、だましだましコピー機を使っていると、結果高額な修理費用が掛かってしまいます。

パーツ交換が必要になっちゃうからでしょ?

それもありますが、2次被害が起きてしまうことがあるからなんですよ。

え、2次被害?

不具合のあるパーツをそのままにしていると、関連する他のパーツにダメージを与えてしまいます。
結果、本来必要のなかったパーツまで交換しなければならないなんてことが起こるんですよ。

1つで済んだパーツ交換が、2つに増えちゃうのかぁ…
高額な修理費用って、どれくらい掛かっちゃうの?

高額になると、10万円以上の修理費用が掛かる場合があります。
その場合は、新しいコピー機を買った方が安いですね。

え~~!!早めに手を打つに限るね!!

そうだよ、シャーリーも早めに手を打たなきゃ…

なにが?

ちょっとお腹出てきてるよ…

え!?うそ!?

うそ…

もーー!今度は許さないから! 待てーーー!

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